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私の文章に論理性を求める気でしょうか

ショベルのはなし

はじまる予定だったインターンが次の週にずらされ、私は暇であった。いきなり暇になってしまうと、暇であることはいけないと思ってしまったようだ。唐突にメキシコ市場の油圧ショベル調査をしようと思ってしまった。(ここから訳が分からない)

通常、市場調査って何か目的がないとやらない(商品導入前だったり、市場展開後だったり)。というかそもそも目的のない調査はしちゃいけない!調査する目的もないのでもちろん途中でめんどくさくなったし、情報の質と幅にぶれが出てきた。というわけで、マーケティングでは通常3CVOCSTPSWOT4PQFDetc( ^ω^)・・・ナツカシサー。等の情報整理手法があるんですが、このページは適当に情報を集めただけの代物になっています。情報を集約して言いたいことがあるわけではありません。会社でこんなことをしたら首にされます。

最近忙しくなってきたので、ここらへんで投稿しておかないと永久にお蔵入りになってしまうし、きりのいいところでやめとこうと思いました。以下、暇つぶしの作品です。

各社状況

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メキシコ市場状況一覧(各社メーカ―展開トン別)

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メーカー分類(商品名一覧)

7~50トンクラスを対象にメーカ―別で分類。(各社HP&カタログ参照し作成)

■トン数レンジ別に見ると29~30トンクラスが一番多く、20トンクラスは二番手。

(30トンクラスは鉱山/大規模建築現場、20トンクラスは都市再開発?に使用)

■韓国中国メーカーも奮闘。

7トン以下の需要については未調査。しかし、中心部の小道に堂々と20トンが鎮座しているのを見たことがあり、稼働範囲・道幅が他市場比で広いか

メキシコ市場と銘打ってあるけど、恐らくほとんどのメーカーはラテンアメリカ市場(関税障壁の高いブラジルを除く)を一つの区切りとしてみているかと思われる。多分ね。

※日立の20tなんでこんなにあるんだろうなあ(T2のインジェクター目詰まりの問題が影響しているんでしょうか?それにしても他市場はこんなに多くなかったような?) 

ほんとはここではさらに代理店情報とか工場拠点(輸入元情報、部品メーカー)も入れたらいいんだと思います。はあ、もう興味なくなってきました。おしまい。

セグメント別

色々セグメントは分かれますが、鉱山セクターだけ見ます。だって面白そうだから。

■鉱山セグメント

⇒国内成長産業ではある

国内総生産(PID Nacional)の4%を鉱山セクターが占めており、銀生産量は世界第1位(by Secretaria de Economia)

ラテンアメリカでは鉱業探査投資額第1位、世界で第4位(by SNLMetals&Mining2015)

・鉱業セクターに最適な環境を持つ第5番手の国(by Behre Dolbear 2015) 

・鉱山セクター労働従事者数も2009年で一旦下落するも2015年までに増加傾向。(2009年に少し落ちているのはリーマンショックが影響か)

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鉱業セクター労働者変動(左枠の数字は人口)

 

・露天掘りが多い⇒大型ショベル稼働機会多か

・今後環境規制(周辺地域への水/土壌汚染)や安全規制(じん肺、落石)も強化される流れも存在。However we have to keep in mind that la mayoria de las empresas son transnacionales (tales como de Canada y EUA) ;) 実に香ばしい!

・産出可能な鉱物は以下の通り:

Metales Ferross: Hierro, carbón, coque, Metales Preciosos: Oro, plata, platino, Metales base: Cobre, Aluminio, Níquel, Minerales para la construcción: Cemento, cal, rocas dimensionables, Minerales industriales: Caolín, Bentonita, Potasio, Piedras Preciosas: Diamante, Zafiro, Rubí 

Minería / Estadísticas y estudios del sector | Secretaría de Economía | Gobierno | gob.mx

アメリカ国境付近の2州と、CDMXの北方2州が鉱山で特徴のある州

  • Sonora(Buenevista del cobre, La caridad, Piedras verdes)
  • Zacatecas(San Jualin, Concepcion de oro, Sain Alto, Villa de Cos) 
  • San Luis Potosi(Region San Luis Potosi, Sierra de Catorce, Charcas, )
  • Chihuahua(Juarez, Casas Grandes, Ojinaga) ※wiki参照

 

排ガス規制

EPAのT3基準準拠のエンジン搭載。 20トンクラスのモーターは馬力が110~120kW / 2,000 min-1等なので、上記3基準に照らすとメキシコは10年以上西欧諸国+日本とずれている。アセアン地域と一緒だったかな?言いたいのはそれだけ。

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排ガス規制の歴史(アメリカ、EU、日本) (ソース:Cummins)

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二酸化炭素、メタン、亜酸化炭素排出量(2012) メキシコ政府データ

△なんとなくでチェックしてみましたが、車の排気ガスが群を抜いていますね。ショベルはmaquinaria de construccionに分類されると仮定すると、まだまだまだ大気汚染いけるだろって感じです。(言い方) 他国との比較もするべきなのでしょう、やらないけど。

 

ちなみに排ガス規制とは、、、

米国連邦環境保護局(EPA:Environmental Protection Agency)は乗用車,トラックの排出ガス規制に続き 建設機械に対してはノンロードディーゼルエンジン規 制として1996年から規制を開始し,欧州連合EU) においても同時期にノンロードディーゼルエンジンに 対しての排出ガス規制が開始されている。日本におい ては同時期に当時の建設省(現国土交通省)が「排ガ ス対策型建設機械指定制度」により直轄工事に対する 使用規制として同様な基準値を導入して規制への先 鞭をつけた後,建設機械・産業機械・農業機械等のオフロード用機械については特定特殊自動車として 排出ガス規制が法制化され,日米欧で同様の排ガス 規制が実施されるようになった。 http://jcma.heteml.jp/bunken-search/wp-content/uploads/2011/01/028.pdf

 

ガソリン価格

日本円114円くらい(US$1.05くらい)でしょうか。大統領選後どんどん価格は高騰していますがこれがどこまで進むのやら不明です。AMLO、あなたってもしかしてぽぷりすたなの~!ア~ム~ロ~(トトロ的な、ね。)

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ガソリン価格の変動(ソース:https://amdm.org.mx/

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ガソリン価格(9月下旬撮影)

おまけのメモ

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ひゅんだい

他にもJD 210D、CAT 320D(一般住宅基礎工事中)とか稼働しているのをみました。全部確か20トンの標準Arm&Boomでトリプルグローサー(目測600mm)です。LCではなかった覚えがあります。

・ロシアみたいにミニショベルではなくでバックホーローダの方がよく見る

・おそらく最小道幅は2.2m

・逆さの低い歩道橋も乱立、輸送の障害は多い

・ブラジルのように頻繁に道路工事を行っていない、穴も溝もひどくないから、Paversは新車はいらなそう

おーわり

 

いいたいこと

目的のないことはしない。

私は機械オタクではない。