なまえのはなし
無理矢理にこの時間に名前を与えて、意味を与えて、あとから振り返った時自分が安心できるように仰々しい功績を偽造しても、只々むなしいだけのような気がしている
何か大きいそれらしいことを成し遂げたいわけではないのだ、淡々と粛々としゃんしゃんと自己満足に忠実な態度で生きていきたい、おそらくそれがわたしにとってきれいな生き方なのじゃあないだろうか
ゲマインシャフトの時代に心馳せながらも、宗教にも国籍にも学歴にも取りつく島のないわたしのような根無し草は、自分を自由の油田に放り込まなければいけない苦行をおっていると思っていた
が、本当にそうか
地元の山は、なんと言っているのだ
いやしかし過去のすべての記憶も脚色がかっている可能性があるので、へたに原点回帰なんて試みるものではないな
ねよ、バカはバカなのだな