20年
私がもし親になったらね、子供の時に親からかけられた言葉には忘れられないものもあるってことを覚えておいてね。3-4歳にかけられた言葉でも、はっきり覚えているものがあるよ。
親のところに押しかけて、それらの言葉について言及を求めたり、謝罪を求めたりするのはやめようね。
つらかったね、でも理解のない上辺だけの謝罪があなたを更に虚しくさせるってことは、一回やったからもうわかってるよね。
彼らは価値観が違う別人種だということを理解しよう、異文化理解、あなた得意だよね。
親だからこその「なんでわかってくれないんだ」っていう苛立ちを、老いの扉の前に立っている彼らに突き立てないこと。多忙な育児の中で出てきてしまった言葉なのだということにしようよ。そうしようよ。
過去の行いを謝罪させるのは、色々な国がやっているよね。国は続くけど、人間は続かない。わたしにとっては前を見る方が大事だよ。
だから、もし子供ができて、たとえその子供がどんなに小さくても、ちゃんとその人を見ること。忙しさを理由にすると十何年後に壮大なしっぺ返しを食らうかもしれないよ。
4歳で家出を企て、5歳で妹への暴言レターを書くなんて、今思えば異常だけど、全て反面教師にするための必須事項だったのだよ、きっときっと。今こう思うためにああいうことを言われたんだよ。良かったね、ぐひひ。
マスクのはなし
そろそろ「マスクは白だけ」校則ができ、「会社指定カラーのマスク着用」が奨励されている頃だろうかなあ
そうなら、ああ、ほんとうに、ほんとうに、日本にいなくて、よかった
映画のはなし
同居人が料理好きなので私もオーブン欲全開(全壊)でぶっ飛ばしている。
一応さとうが2020年時点で好きな料理はレモンチーズパイだよ。レモン(黄色)いっこ擦っておいて、クリームチーズと卵黄混ぜて、ステビア、生クリーム、小麦粉、スターチを順々に混ぜて、別に用意していたメレンゲをレモンにまぜて、クリームチーズ生地と最後ドッキン法施行して170度で20分!上に卵のせればバスク風になるはず、多分。メキシコが恋しくなったら作ってあげな。
お気に入りの映画1:ボルベール(あるもどばーる監督のスペイン映画)
人間像どちゃんこぐちゃぐちゃしてて素敵。
お気に入りの映画2:モノス(コロンビアの映画)
お気に入りっていうか最近見ただけなんだけど、山きれい~って思いました。(小1)
Tambien la lluvia, NO, Amores Perros, Todo Sobre Mi Madre ここら辺は殿堂入り。
映画の話、おしまい
一本のすーっとしたやつ
怒りは物事に集中したい時すごく役に立つ。その対価として、周りの意見を聞こうとしなくなる。「邪魔だなあ」と思う。「あなたの発言わたしの人生にインパクトある?」「年取ってるだけで発言権が生まれるとでも思った?」などなど、他人の意見を聞く必要がない理由をあれやこれや当てつけのように考える。
今、怒る対象がないから色んなことが見える。都合の悪いことも受け入れられる。多分。聞いていて不愉快になりかねないことにも聞く姿勢を携えることができる。うーんこれは嘘。
怒っていないから怒っている人がわかる。怒っている理由も、その人の視野が狭くなっている理由もわかる。しかし叙情的に訴えかけられるあまりに論理性がかけてるので傾聴しようとは思わない。敵認定されてジャッジングゲームの渦に巻き込まれるのも面倒くさい。だから、離れていよう、と思う。
怒っている人は、他人に自分の考えを理解してもらおうと必死だ。そこにネゴシエーションはない。「負け」そうになったら、勝利の定義を変えるのだ。なんて必死なんだろうか。乾いたアクリル絵の具思考だ。そのエネルギーの波は達成感を浅瀬に運んでくれるのだろうか。
「今は」水彩絵の具思考のわたし、「なるほどやっぱりうわべだけの人間関係だったのだな、比較されるためだけに構築された関係だったのだ」と感じていたもやもやが腑に落ちた。
所属や経験や出身国/地でマウントをとられても、人生の評価軸の多様性を理解していない時点で、あなたの「負け」は決まっているのです、なんちゃって。
いやあやだなあ、ジョークですよお、ハート。
移民局のはなし
数ヶ月後の自分用
メキシコにはInamiちゃんって子がいてね、その子にいいよって言われないとメキシコの仲間に入れてくれないの。
一番弟子になりたいなら、弁護士より早くInamiちゃんのところに行かなきゃいけないから、4:30くらいに城に到着しなきゃいけない。
ちなみに正面右手入り口はrenovación(duracionのね)、左手入り口はreposición y Notificación de cambios だよ。(6/16更新) 左手の入り口はpermisos y alcances (multaのcomprobante entregar) もあるよ。
(7/22更新) 今日行ったらalcances y permiso de salida y regreso に名前が変わっていた。
9時過ぎに行っても20番の紙ゲットしたからこれは朝早くに行かなくて大丈夫。 ちなみに8時に着いたらあのおじちゃんから7番目をもらった。
右手奥にも入り口があるんだけど、それはhuellaとる人たち用だよ。ちなみに正面玄関があるんだけど、それはinfórmesとかの人たち用だよ、質問があったら正面玄関の1番右に並ぶんだよ。
ここまで言っておいてあれだけど、当日いきなり変わることがあるから、よく話を聞くんだよ〜。
頑張ってね〜〜
すんとしているつもり
「こうしてあなたのお腹の上に立って
首と肩の境目を区別していくの
あなたにはできないわ
わたしがやるのよ
こんなへんぴな所に出てきてしまって
可哀想だから元の場所に返してあげましょう
わたしのためじゃないのよ
あなたのためなのよ
あなたはきっとわからないだろうから
前にした話を繰り返し聞かせてあげようかしら
あなたはきっとわからないだろうから
どのくらいできているかわたしが評価してあげようかしら」
ところがどっこい、ざあんねん